
「ファストジム(fastgym)」は、初心者から上級者まで幅広い層が使いやすい点で注目を集めています。
運営元であるティップネスのノウハウが活かされたマシン設備やセキュリティシステムなど、利用者にとって魅力的なポイントが多数存在するのです。
本記事では、ファストジム(fastgym)の特徴や料金、口コミ評判から他社との比較まで、多角的に解説していきます。
最後まで読むことで、自分に合ったジム選びの参考にしていただければ幸いです。
ファストジム(fastgym)とは?
ファストジム(fastgym)は、株式会社ティップネスが展開する24時間営業のフィットネスジムです。
親会社であるティップネスは、総合型フィットネスクラブやプール付きジムなど幅広い施設を運営しており、長年にわたるノウハウを生かして「気軽に通いやすいマシン特化型ジム」としてファストジム(fastgym)を運営しています。
ファストジム(fastgym)は、駅近の好立地に加え、セキュリティカードや監視カメラなどを整備しているため、深夜や早朝でも安心して利用できるのが大きな特徴です。
さらにシャワールームや更衣室を完備することで、通勤前や帰宅途中など、生活リズムに合わせたトレーニングが可能となっています。
このように、ファストジム(fastgym)は「24時間営業」「マシン特化」「初心者から上級者まで対応可」という三拍子がそろった現代的なフィットネスジムと言えます。
ファストジム(fastgym)利用者の口コミ・体験談
ファストジム(fastgym)のポジティブな口コミ
セキュリティがしっかりしている
入退室時はカード認証が必要で、防犯カメラも設置されているため、安心して利用できるという意見が見られました。

24時間通えるのは良いけど、シャワールームにアメニティが全くないので自分でボディーソープや保湿剤等は持って行っています。
体重計とティッシュ、扇風機はシャワールーム、ドライヤーはトイレやシャワールームの入口辺りの棚にあります。
カードキーを使用したあと2人以上入場したら警報が鳴ったり、セキュリティがしっかりしているのが良いです。
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ティップネス系列の24時間営業のジムです。
日中を除き、スタッフは常駐していませんので自己責任で利用することになります。
深夜時間帯は独りで利用する場合もあります。
セキュリティ上はひとりずつ入場するセキュリティカードや防犯カメラで管理されています。
マシンは一通り揃っています。
更衣室やシャワーも完備されていますが、シャンプーなどの設備はありません。
どちらかと言うと若者向きのコンセプトです。
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マシン、設備が充実
ライフフィットネスやテクノジムなど、世界的に評価の高いマシンを揃えているため、安心安全で効果的なトレーニングが可能です。
フリーウエイトエリアも全店舗で確保しており、軌道の決まったマシンでの運動に加えてスクワットやダンベルプレスなどのフリーウェイト種目含めてできるだけ多くのトレーニングに取り組みたい人におすすめです。

24時間利用できます。バーベル、ダンベルに加え、スミスマシンがあります。筋トレの器具も一通り揃っています。シャワー、ドライヤーがあります。
約8000円で自分のトレーニングルームを1つ持つようなイメージです。
ジム内Wi-Fiが飛んでいますので、YouTubeなどを聴きながらトレーニングするにはもってこいの環境と考えます。
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駅近でトレーニング器具も充実。
シャワールームが2つしかないのとシャンプー等がないのが難点。
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ファストジム(fastgym)のネガティブな口コミ
マナーが悪い人がいる
24時間ジムではスタッフが常駐しない時間帯もあり、トレーニング後にマシンを拭かない・重りを戻さないなど、利用者同士のマナー意識の差が課題として挙がることがあります。
これは他の24時間ジム全般にも当てはまる問題ですが、利用者が増えるほど顕在化しやすい点です。

オープンから通っています。とてもお世話になっていますが、最近マナーの悪い人が多すぎます。
1番多いのはイヤホンつけて音楽聴いているのでマシンいやフリーレートの音がとにかく大きい人たち。
耳をされているのでどれだけの音を立てて周りに迷惑をかけているのかわからないですね。
ですが、それ以外スタッフの掃除も丁寧で、楽しく使わせて頂いています。
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混雑している時間帯に携帯を使用しながらマシンを使っている会員がいるので、あまりお勧めできない。
他競合と比べて、金額は安いためサービス、マナーもそれなり。
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口コミからわかるメリット・デメリット
口コミから、以下のようなメリット、デメリットが考えられます。
メリット
・セキュリティが高く時間帯問わず安心して使える
・マシンメーカーが有名ブランドで高品質のため初心者から上級者まで満足して使える
デメリット
・マナーの悪いユーザーがいてもスタッフがいないと注意してもらえない
口コミを総合すると、ファストジム(fastgym)は「自主トレーニングを中心に考えている人」や「ある程度マシンの使い方を知っている人」には好相性のジムと言えます。
ただし、24時間ジムでスタッフがいない時間も自由に使えるという特性上、マナーが悪い人が一定数いることに関しては念頭に置いておく必要があるでしょう。
ファストジム(fastgym)の特徴
ファストジム(fastgym)が幅広い層から支持される理由は、単に「24時間いつでも通える」というだけではありません。
セキュリティ対策や多彩なマシン構成、ライフスタイルを問わず利用できる柔軟性など、24時間ジムとしての総合力の高さが大きな魅力です。
ここでは3つの特徴を中心に解説します。
セキュリティが高くトラブルも安心
ファストジム(fastgym)では、入会者に発行されるセキュリティカードを使って入退館を管理しており、カードがなければドアが開かない仕組みになっています。
また館内に監視カメラが設置されているため、万が一トラブルが起きた際にも映像で確認できる体制が整備されています。
さらに、スタッフが在籍する時間帯も設けられており、防犯上の疑問や施設設備に関する質問がある場合は、スタッフのいる時間に声をかければ対応してもらえます。
また、荷物は鍵付きロッカーに入れることができるため、貴重品類も持ち運ばず安心して保管しておくことができます。
セキュリティが高いことで、女性利用者や夜間利用が多い人も安心して利用することができる環境となっています。
設備が充実しておりモチベーションアップ
ファストジム(fastgym)は、初心者から上級者まで幅広く使えるように、トレーニングマシンを各部位ごとにバランス良く配備しています。
大胸筋を鍛えるチェストプレスや背中のためのラットプルダウン、脚全体を狙えるレッグプレスなど、代表的なマシンは一通りそろっているのが特徴です。
メーカーとしては、Life FitnessやTechnogymといった信頼性の高いブランドを導入している店舗が多く、初心者から筋トレベテランの人でも満足できるようなマシンが採用されています。
フリーウエイトエリアにはダンベルやバーベルがそろっており、上級者が追い込んだトレーニングをしたいときにも対応可能。
また、オプションもあり、店舗によりますが水素水サーバー、レンタルタオルサーバー、サプリメントサーバーをオプション料金を追加することで利用することができます。
水やタオル、サプリメントなど、家から持ってくると嵩張るものをレンタルすることができるため、ジムに通う際の荷物が少なくなり、モチベーションもアップします。
24時間いつでも利用可能
やはりファストジム(fastgym)の大きな特徴として欠かせないのが、年中無休・24時間営業です。
働く時間帯が不規則な人や、日中は家事や育児で忙しい人にとっては「思い立ったときに行ける」自由度の高さが嬉しいポイント。
駅チカの店舗が多いので、通勤・通学の前後にも立ち寄りやすいメリットがあるため運動習慣をつけることができます。
これら3つの特徴から、ファストジム(fastgym)は「自主性を重んじてトレーニングしたい」「便利な立地・営業時間が重要」という利用者の要望をしっかり押さえていることがわかります。
自身のライフスタイルや目標に合わせて柔軟に利用できる点こそ、ファストジム(fastgym)が人気を集める理由といえるでしょう。
ファストジム(fastgym)の料金
ファストジム(fastgym)を選ぶうえで気になるのが、やはり料金体系やコストパフォーマンスでしょう。
店舗や地域によって若干の違いはあるものの、大まかなプランやキャンペーン内容を把握しておくと検討がスムーズです。
基本の月会費と初期費用
ファストジム(fastgym)の月会費は、概ね7,000円台から8,000円台が中心です。
初期費用としては、入会金や事務手数料の2つが、5,000円前後で設定されています。
これらは店舗によって料金が異なるので、各店舗の情報ページを確認するのが確実です。
ファストジム公式サイトに平均料金が載っていましたので、参考に載せておきます。
プラン名 | 説明 | 料金 |
---|---|---|
ファストジム24(ベーシックプラン) | 対象店舗のみ利用可能 | 平均7,920円/月 |
ファストジム24プラス | 全店利用可能 | 8,470円/月 |
ティーン | 高校生に限り割引料金で5〜22時対象店舗利用可能 | 平均5,720円/月 |
また、利用開始時期によっては「〇月入会キャンペーン」などが実施されており、初期費用が大幅に割引されることもあります。
入会を検討する際は、タイミングを合わせることでコストを抑えることができるでしょう。
オプションでティップネスが利用可能
ファストジム(fastgym)ならではの利点として、「ティップネスの総合型クラブが1,100円で利用できる」という点が挙げられます。
普通の24時間ジムではスタジオレッスンやプールなどがなく、筋トレ中心になりがちですが、ティップネスの本格的なスタジオプログラムやプールも視野に入れたいという方にとって、このオプションは非常に魅力的です。
ただし、このティップネス利用は都度払いとなるため、総合型クラブと同等のサービスを格安で受けられるわけではありません。
どの程度レッスンやプールを利用したいか、自分のライフスタイルや予算と照らし合わせて検討する必要があります。
安く通える割引はある?
ファストジム(fastgym)では、常時行っている割引と、期間限定で行うキャンペーンがあります。
常時行っている割引には以下の3つがあります。
乗り換え割
他ジムからの乗り換えで入会すると1ヶ月分の月会費が3,300円割引
友割
友人を誘って同時入会すると1ヶ月分の月会費が3,300円割引
ティーン会員
高校生は通常料金から3,000円前後割引(店舗により異なる)
また、上記以外にも初期費用が0円になったり、初月の月会費が割引になるキャンペーンを行っている場合があります。
詳しくは公式HPから確認してみてください。
ファストジム(fastgym)とエニタイムフィットネス(anytimefitness)の違い
24時間営業のジムと言えば、国内外で多数の店舗を構えるエニタイムフィットネス(anytimefitness)の名前が真っ先に挙がるでしょう。
ここではファストジム(fastgym)とエニタイムフィットネスを比較してみます。
比較項目 | ファストジム | エニタイムフィットネス |
---|---|---|
店舗数 | 110以上 | 1,100以上 |
マシン | ◯ | ◯ |
料金 | 7,000〜9,000円 1店舗のみ契約で安くなる |
7,000〜10,000円 |
サービス | ティップネス系列利用オプション 鍵付きロッカー |
世界全店舗の相互利用 オープンロッカー |
学割・家族割 | あり 平均5,720円/月 保護者が会員の必要なし |
あり 無料 保護者が会員の必要あり |
店舗数・立地の違い
エニタイムフィットネスは国内だけでも1,000店舗以上を展開しており、その店舗数の多さが大きな強みです。
居住地から徒歩圏内、あるいは職場近くで見つけやすい可能性が高いのがエニタイムフィットネス。
一方、ファストジム(fastgym)は関東を中心に中部地域などへも拡大していますが、店舗数としてはエニタイムフィットネスに及びません。
ファストジム(fastgym)の多くは駅前や商業施設付近といった好立地にありますが、エニタイムフィットネスも同様にアクセスの良いところに多いため、通いやすさによる差異はそこまでないのが現状です。
設備・マシンの違い
両ジムとも、ランニングマシンや各種マシン、フリーウエイトなど基本的な設備をしっかり備えています。
ただ、無料で鍵付きロッカーを使えたり、オプションでレンタルタオルがあるなど、総合的な設備で考えるとファストジムの方が通いやすいです。
料金・サービスの違い
両社とも月会費は7,000円台~8,000円台が一つの目安。
ただしエニタイムフィットネスは、国内外どの店舗でも使えるなど、店舗数とグローバル展開を生かしたネットワークが強みです。
ファストジムにはティップネス系列を利用できるオプションがあるため、「スタジオレッスンやプールも利用してみたい」と思うならファストジムが有利と言えるでしょう。
また、特に他店舗利用の予定がない場合、ファストジムは1店舗のみの契約ができ、その分安く抑えることができます。

よりリーズナブルに抑えたい場合にはファストジムが適しているでしょう。
学割や家族割の違い
ファストジムは「ティーン会員」という5,720円前後で料金区分があり、高校生は割安で利用できます。
エニタイムフィットネスの場合、保護者がエニタイムフィットネス会員であれば、高校生は無料で利用することができる「ハイスクールパス」があります。
そのため、保護者がエニタイム会員でなければファストジム、エニタイム会員であればエニタイムを利用するのがお得でしょう。
結論:立地・設備の質で選ぶのがベスト
高校生の割引条件を除けば、どちらのジムも「24時間」「充実したマシン」「全国・広域展開」という共通点があるため、「自分が通いやすい立地にあるか」「欲しい設備がそろっているか」という実用的な観点で選ぶのが賢明です。
ファストジムかエニタイムどちらが近いか、設備がどちらの方が良いかは自宅の場所によって異なると思うのでどちらも見学してみて判断するのが良いでしょう。

もしくは、ティップネスの総合型クラブの利用を視野に入れたいならファストジム(fastgym)がよいでしょう。
ファストジム(fastgym)が向いている人・向いていない人
口コミや特徴、他社比較などを踏まえると、ファストジム(fastgym)に向いている人・向いていない人の傾向が見えてきます。
自分のトレーニングスタイルや目的と照らし合わせる際の参考にしてください。
向いている人
忙しくて通う頻度や時間が一定でない人
24時間営業で深夜や早朝にも利用できるため、シフト勤務や育児・家事と両立したい方など、通う時間が不規則になりやすい方でも通いやすいです。
駅チカ店舗が多いので、通勤途中に立ち寄るなどの利用もしやすいでしょう。
セキュリティの高い24時間ジムを探している人
ファストジムはセキュリティが高く、セキュリティーキーがないと入ることができず、セキュリティーキーがない人が一緒に入ろうとすると警報がなるシステムになっています。
防犯カメラの仕組みも整っているため、女性や夜間利用が多い人でも安心感があります。
また、一般的な24時間ジムはオープンロッカーであるのに対し、ファストジムは鍵付きロッカーのため、貴重品類も安心してロッカーに入れておくことが可能です。
向いていない人
運動初心者でトレーニングのやり方がわからない人
スタッフの常駐時間が限られており、最初の使用方法の説明も最低限のため、何から始めればいいか分からない状態だと不安が大きいかもしれません。
ファストジム内のオプションサービスとして、パーソナルトレーニングがあるため、活用することでやり方を教えてもらうことが可能ですが、コストが追加でかかるのが難点です。
他人の目が気になる人
24時間ジムに共通している課題ではありますが、全てのマシンが共用なため、トレーニングをしているところを周りの人が見れる状態となり、つい気になってトレーニングに集中できないことも少なくありません。
どうしても周囲が気になるという方は、指導や見守り体制が整った施設や、個室型のほうが安心できるでしょう。
ファストジム(fastgym)は「自主トレーニングをしたい」「とにかく便利さ・コスパのバランスが大事」というユーザーにおすすめです。
一方、完全初心者がゼロからトレーニングを始める場合、オプションのパーソナルトレーニングを検討するか、スタッフ在籍時間をこまめに活用するなどの工夫が必要となります。
パーソナルジムを検討する際には以下の記事も参考になります。
ファストジム(fastgym)が気になる人のよくある質問
ファストジム(fastgym)の退会に必要な手続きを教えてください
ファストジムはマイページから退会手続きを行うことができます。
手続きをするその当月末に退会したい場合、退会手続きを「15日23:59」までに行う必要があります。
締め切りを過ぎると翌月末解約となってしまうため、気をつけましょう。

詳細は各店舗の規定を確認のうえ、早めにスタッフに相談すると安心です。
初心者向けのマシン使い方レクチャーは受けられますか?
基本的に24時間スタッフが常駐しているわけではないため、マシンの使い方をいつでも直接指導してもらえるわけではありません。
ただし、スタッフ在籍時間帯に来店すれば、空き状況によっては簡単な説明を受けることが可能です。
またオプションとしてパーソナルトレーニングが用意されている店舗もあり、専門トレーナーからマンツーマンで学ぶことができます。
利用予定の店舗に連絡し、スタッフ在籍時間やオプションの詳細を確認しておくとスムーズでしょう。
ファストジム(fastgym)は店舗ごとに違いはある?
ファストジム(fastgym)は全国的に展開しているとはいえ、エリアや立地条件によって店舗の広さやマシン配置が微妙に異なります。
シャワールームの数やフリーウエイトエリアの広さなども店舗ごとに差があるため、実際に見学してから入会を決めるのがおすすめです。
また、料金体系やキャンペーンの内容にも若干の差があるので、気になる店舗は公式サイトで詳細を確認してみてください。
まとめ
ファストジム(fastgym)は、24時間営業やセキュリティの高さ、充実したマシン構成など、忙しい現代人にぴったりのジムと言えます。
ただし、24時間ジムはブランドごとの違いというよりは、店舗や地域によってマシンの充実度や設備、マナーが異なることが多いので、やはり実際に見学して、通ってみないとわからないことも多いでしょう。
まずは見学や体験入会を通して、自分のライフスタイルに合うかどうかを確かめてみてください。
この記事を書いた人

Getfit編集部
山本 夏実
Natsumi Yamamoto
Getfitの編集部パーソナルジム選びコンテンツ責任者
学生時代は日本大学文理学部体育学科にてスポーツと健康に関する科学的知識・技術を学ぶ。
取材で訪れたパーソナルジムの数は全国45ジムを超える。
実際に24/7WorkoutやUNDEUX SUPERBODY(アンドゥスーパーボディ)などの大手パーソナルジムに通いダイエット(体重-8kg)・ボディメイク(体脂肪-8%)の経験を持つ。
自身の体験を基に、パーソナルジム探しをするユーザーのためにパーソナルジム選びのノウハウコンテンツを執筆・発信。
プライベートでは24時間ジムや暗闇ボクシングジムに通うことが趣味。